ケルダール分解装置用排気中和システム JP/SMS スクラバーシステム
ブロックダイジェスターによるケルダール分解時に発生する酸ミストをそのままドラフトなどで吸引すると、ドラフトやダイジェスターの寿命を縮めるだけでなくオペレーターの健康にも影響を及ぼします。
JP/SMS スクラバーシステムを使用することで、分解中の酸ミストはコンデンサー内で冷却され、第一槽の樹脂製ボトルに液体として回収されます。液化されなかった酸性ガスも第二槽ボトル内のアルカリ溶液で中和され、有害な排気を外部に放出するのを防ぎます。
JP アスピレーター(左) SMS スクラバー(中央) DK6 分解装置(右)
特徴
- 吸引量可変
- 水冷により蒸発した硫酸を回収
- 2 槽式で確実な中和処理が可能
- 各種ブロックダイジェスターに対応
- メンテナンスに便利なセパレート型
技術仕様
電源(JP のみ) | 100V 160W 50/60Hz |
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吸引量 | 0-35ml/分 |
中和液量 | 1.6L |
寸法 (W×D×H) | 250×370×400(JP)、300×190×500(SMS) |
重量 | 8.4kg(JP)、3.5kg(SMS) |
外観、仕様等は改良のため予告なしに変更される場合があります。
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